【2015年3月修了予定者】修士論文発表会(最終試験)の日程、修士論文の電子提出方法、修士論文の構成と体裁、審査の基準について
  

 修士課程2年次学生の皆さん及び2015年3月修士課程修了希望者へ              ※English version is here


次の日程および要領で修士論文審査を行います。
以下を熟読して申し込み・提出遅れのないように注意してください。

※本専攻では『修士論文発表会』における発表を、修士修了要件(東京大学大学院学則第5条1項)
 の最終試験とみなしています。

※情報集約システム上での手続きは「(2015年3月修了)修士論文提出の流れ【学生向け】」(PDF)
 を熟読の上行ってください。12月19日(金) 9:00から入力できます。


<博士課程進学希望者の方へ>
1.別途出願手続きが必要です(出願期間:1月6日(火)~1月8日(木))。
  願書は理学系研究科大学院担当窓口(理学部1号館105号室)で配布しています。
2.英語診断試験(TOEFL-ITP)が1月21日(水)に行われます。
3.研究計画書1部を2月3日(火)までに専攻事務室に提出してください。
※詳しくは専攻HPの入試情報をご覧ください。
 http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/adomission/doctor.html


◆修士論文提出スケジュール◆
  1月8日(木)23:59まで:  論文タイトル等の登録
  1月22日(木)正午まで:  審査用論文のpdfファイル の提出
  2月4日(水)から6日(金): 修士論文発表会
  3月2日(月)15:00まで:  最終論文提出(pdfファイルおよび製本済の完成版論文)

1. 論文タイトル等の登録

(1)情報集約システムの自分のアカウントへログインして学生情報の確認と研究業績のアップ
 デートをしてください。
 URL(https://secure.eps.s.u-tokyo.ac.jp/administration/
※専攻HP>専攻メンバーのための情報>ネットワーク(内部限定ページ)>地球惑星科学専攻 
 情報集約システム・ログイン

  ○所属、居室の建物名、部屋番号、電話番号、学内メールアドレス は必須項目です。
  ○研究業績に関する情報も忘れずに更新してください。
  ○在学延長・退学を希望していて、今回は修士論文を提出する予定のない修士2年の学生も、
  必ず情報集約システムに入り必要項目を入力してください。

(2)論文タイトルを入力してください。論文タイトル等の登録締切日は1月8日(木)ですが、指導
 教員からの審査委員候補者の登録締切日が1月9日(金)であり、時間的余裕がないので、
 なるべく早めに入力してください。
 なお、本文の執筆言語にかかわらず和文・英文双方のタイトル登録が必要です。
  ○論文タイトル(合計半角300文字相当以内)
  -日本語で執筆する場合-
    ○日本語/ [英語] の順で記入
    ○英文タイトルは[角括弧]で囲み半角英数字で記入
    -英語で執筆する場合-
    ○英語/[日本語] の順で記入
    ○英文タイトルは半角英数字で記入、日本語タイトルは[角括弧]で囲む


※これらの情報は、メールで指導教員に自動的に送られます。
※情報集約システムの個人情報は、事務連絡などの目的以外には使用しません。

【注意】
 情報集約システムでの登録は、あくまで修士論文審査のためのものです。
 こちらに登録しても、1月8日(木)締切の博士課程の出願手続きは別途必要ですので、博士課程に
 進学希望の学生は、理学系研究科大学院担当で所定の手続きをしてください。

2.審査用論文のpdfファイル の提出
(1) 情報集約システムにログインし、審査用論文アップロードページへ進んでください。
(2) 修士論文のpdf ファイルをアップロードしてください。ファイルサイズの上限は100MBです。
  締切時間までは、アップロードは何回でもできますが、前のバージョンに上書きされます。
  なお、締切時間を過ぎるとアップロードを受付けませんので、くれぐれも注意してください。
(3) アップロードした審査用論文ファイルに問題がないか、ダウンロードして確認してください。
(4) アップロードした審査用論文に問題がなければ、「確定する」をクリックしてください。「確定する」を
  クリックしないと未提出の状態ですので、締切までに必ずクリックしてください。

※締切直前はネットワークが混み合い、アップロードできないことがありますので、早めにアップ
 ロードするようにしてください。

3.修士論文発表会
  プログラムは、1月下旬にHP上で通知します。
  発表内容の要旨(A4 1枚 50部,両面コピー可)をセッションの始まる前に会場に用意してください。

4.最終論文提出 【pdfファイルと製本済の完成版論文】
 情報集約システムにログインして審査用論文を提出した時と同じ手順でアップロードしてください。
 また、専攻図書室に保存する製本済の完成版論文1部を専攻事務室(理学部1号館811号室)に
 提出してください。
 


◆修士論文の体裁について◆
ガイドラインに従って修士論文の構成・体裁を統一することで、修士論文に必要な項目・内容が確実に
盛り込まれると同時に、修士論文審査員や論文読者の読み易さを向上させることができるので、以下に
従って修士論文を作成してください。


(1) 用紙はA4縦置きとし、横書きのシングルカラムとする。
(2) 論文は、表紙、要旨、目次、本文、謝辞、参考文献から構成され、本文には一般的な学術論文に
  必要と考えられる 内容(イントロダクション、データや手法の説明、結果、考察)が適切な章立てに
  より含まれること。
(3) 和文の場合は「MS明朝」体12ポイント程度、英文の場合は「Times」12ポイント程度、あるいは
  これらと同等のフォントを使用。
(4) 行間は1行あけ(single spacing)、余白は、上下3cm、左右3cm程度とること。
(5) 図や表は、最初にそれらを引用する本文中に配置すること。もしこれができない場合には、文章と
  図は別のページとなってもよいが、引用される箇所に続く最も近いページとして挿入すること。
  図が非常に多い場合には、各章の最後にまとめても良い。
  ただし、全ての図や表を論文の最後にまとめて掲載するスタイルはとらないこと。
  図表には、必ずキャプションを付けること。
(6) 本文が和文の場合には英文要旨、本文が英文の場合には和文要旨も作成すること。
(7) 本文には、ページ番号を各ページの中央下部に表示すること。
(8) 参考文献のスタイルは指定しないが、著者名、論文タイトル、発行年、雑誌名、巻、ページ、あるいは
  doi番号など必要情報が含まれており、修士論文内では統一されたフォーマットとなっていること。
   本文中では、著者名と年号によって参考文献を引用すること。
※以上の体裁を反映した日本語版と英語版のテンプレートとして
 pdfファイル ・ MS-Wordファイル が用意されているので参考にすること。



◆修士論文審査の基準について◆
1.修士修了基準と博士進学基準
○修士修了基準
修士論文のテーマとした研究の意義、目的、手法、結果を正しく理解し、それを論理的にまとめ、 
わかりやすく発表する能力を有すること。

○博士進学基準
博士課程在学期間内に博士の学位を取得するに必要な学力と研究発想・企画・遂行能力の基礎が
備わっていること。



2.修士論文および発表の評価
・修士修了希望者、博士入・進学希望者について同一の判断基準、方式で行う。
・研究課題や成果の優劣よりも、取り組んだ研究課題や方法について良く理解できているか、
 目的達成に向けて充分な努力をはらったか、将来の「発展性」が見込まれるかに重点を置いて
 評価を行う。



○論文審査
(1) 指導教員は、学生が修士論文情報を入力した後に情報集約システムから自動的に送られてくる
 確認メールに基づき、1月9日(金)までに情報集約システムにログインし、論文審査委員候補者3名を
 入力する。
(2) 修士論文提出者は、1月22日(木)正午までに、審査用の修士論文のpdfファイルを情報集約シス
 テムに入ってアップロードする。 (論文提出スケジュールを参照)

(3)審査委員は、個別評価項目については5段階で、総合評価・修士修了については3段階で、
総合評価・博士進学については合否で評価を行う。

 A.個別項目評価
  (a)  課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確か
  (b)  手法:研究手法が妥当であり、その原理の理解が十分か
   (c)  結果:研究結果の質・量、及びその記載(文、式、図、表)は適切か
   (d)  議論:得られた結果の解釈が論理的で明確か
   (e)  引用:過去の関連する研究の評価や引用が適切か
   (f)  到達:得られた成果の科学的到達度は高いか
   (g)  発展:研究者としての発展性、独創性はあるか
  B.総合評価
  (h)  修士修了
  (i)  博士進学



○発表審査
(1) 発表時間20分、質疑応答10分で行う。
 (発表時間が超過した場合は20分で打ち切る)
(2) 発表会出席教員全員により、個別評価項目については5段階で、総合評価・修士修了については
 3段階で、総合評価・博士進学については合否で評価を行う。

  A.個別項目評価
  (a)  課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確か
  (b)  手法:研究手法が妥当であり、その原理の理解が十分か
   (c)  結果:研究結果の質・量、及びその記載(文、式、図、表)は適切か
   (d)  議論:得られた結果の解釈が論理的で明確か
   (e)  質疑応答:質問に対して的確に答えているか
   (f)  到達:得られた成果の科学的到達度は高いか
   (g)  発展:研究者としての発展性、独創性はあるか
 B.総合評価
  (h)  修士修了
  (i)  博士進学


3.最終的な評価と合否判定
(1) 修士課程修了の可否および博士課程進学希望者に対する進学の合否判定は、 論文審査と
  発表審査の総合評価および個別評価項目a-eの結果を総合して行い、f-gは参考とする。
(2) 修士論文の成績評価は個別評価項目a-eの結果を基に行う。