【平成26年9月修了】修士論文最終試験の日程、修士論文の電子提出方法、修士論文の構成と体裁、審査の基準について

 

 

平成26年度9月 修士課程修了希望者へ  ※English version is here
 

次の日程および要領で修士論文最終試験を行います。
以下を熟読して申し込み・提出遅れのないように注意してください。
※情報集約システム上での手続きは、「2014年度(9月修了)修士論文提出の流れ【学生向け】」(PDF) を
 熟読の上行ってください。7月18日(金) 9:00から入力できます。

◆修士論文提出スケジュール◆
  7月30日(水) 23:59まで:  論文タイトル等の登録
  8月18日(月)  正午まで:   審査用論文のpdfファイルの提出
  8月28日(木)             :    修士論文発表会
  9月12日(金) 15:00まで:  最終論文提出(pdfファイルおよび製本済の完成版論文)

1. 論文タイトル等の登録
(1) 情報集約システムの自分のアカウントへログインして学生情報の確認とアップデートをしてください。
URL(https://secure.eps.s.u-tokyo.ac.jp/administration/
※専攻HP>専攻メンバーのための情報>ネットワーク(内部限定ページ)>地球惑星科学専攻情報集約
 システム・ログイン
  ○所属、居室の建物名、部屋番号、電話番号、学内メールアドレス、自宅の郵便番号、住所、電話番号
 および緊急連絡先は必須項目です。
  ○研究業績に関する情報も忘れずに更新してください。
(2) 論文タイトルを入力してください。論文タイトル等の登録締切日は7月30日(水) ですが、指導教員からの
 審査委員候補者の登録締切日が7月30日(水) であり、時間的余裕がないので、なるべく早めに入力して
 ください。なお、本文の執筆言語にかかわらず和文・英文双方のタイトル登録が必要です。
  ○論文タイトル(合計300文字以内)
    -日本語で執筆する場合-
    ○日本語/ [英語] の順で記入
    ○英文タイトルは[角括弧]で囲み半角英数字で記入

    -英語で執筆する場合-
    ○英語/[日本語]の順で記入
    ○英文タイトルは半角英数字で記入、日本語タイトルは[角括弧]で囲む

※これらの情報は、メールで指導教員に自動的に送られます。
※なお、情報集約システムの個人情報は、事務連絡などの目的以外には使用しません。
 

2.審査用論文のpdfファイル の提出
(1) 情報集約システムにログインし、審査用論文アップロードページへ進んでください。
(2) 個人情報更新の確認を経た後、「進路予定届」に必要な情報を入力してください。
   就職を予定している場合には、「就職状況調査票」にも必要な情報を入力してください。
(3) 以上の入力の後、修士論文のpdf ファイルをアップロードしてください。ファイルサイズの上限は100MB
   です。 締切時間までは、アップロードは何回でもできますが、前のバージョンに上書きされます。
   なお、締切時間を過ぎるとアップロードを受付けませんので、くれぐれも注意してください。
(4) アップロードした審査用論文ファイルに問題がないか、ダウンロードして確認してください。
(5) アップロードした審査用論文に問題がなければ、「確定する」をクリックしてください。「確定する」を
  クリックしないと未提出の状態ですので、締切までに必ずクリックしてください。
※締切直前はネットワークが混み合い、アップロードできないことがありますので、早めにアップロードする
 ようにしてください。

3.修士論文発表会
  プログラムは、8月上旬にHP上で通知します。
  発表内容の要旨(A4 30部,裏面ある場合は両面コピーのこと)をセッションの始まる前に会場に用意して
  ください。

4.最終論文提出 【pdfファイルと製本済の完成版論文】
  情報集約システムにログインして審査用論文を提出した時と同じ手順でアップロードしてください。
  また、専攻図書室に保存する製本済の完成版論文1部を専攻事務室(理学部1号館811号室)に提出して
   ください。
 



◆修士論文の体裁について◆
 冊子体での提出からpdfファイルによる修士論文提出へと移行するのを機に、修士論文体裁のガイドラインを
設けました。
 
ガイドラインに従って修士論文の構成・体裁を統一することで、修士論文に必要な項目・内容が確実に盛り
込まれると同時に、修士論文審査員や論文読者の読み易さを向上させることができるので、以下に従って
修士論文を作成してください。
(1) 用紙はA4縦置きとし、横書きのシングルカラムとする。
(2) 論文は、表紙、要旨、目次、本文、謝辞、参考文献から構成され、本文には一般的な学術論文に必要と
考えられる内容(イントロダクション、データや手法の説明、結果、考察)が適切な章立てにより含まれること。
(3) 和文の場合は「MS明朝」体12ポイント程度、英文の場合は「Times」12ポイント程度、あるいはこれらと
同等のフォントを使用。
(4) 行間は1行あけ(single spacing)、余白は、上下3cm、左右3cm 程度とること。
(5) 図や表は、最初にそれらを引用する本文中に配置すること。もしこれができない場合には、文章と図は
別のページとなってもよいが、引用される箇所に続く最も近いページとして挿入すること。図が非常に多い
場合には、各章の最後にまとめても良い。
  ただし、全ての図や表を論文の最後にまとめて掲載するスタイルはとらないこと。図表には、必ずキャプ
ションを付けること。
(6) 本文が和文の場合には英文要旨、本文が英文の場合には和文要旨も作成すること。
(7) 本文には、ページ番号を各ページの中央下部に表示すること。
(8) 参考文献のスタイルは指定しないが、著者名、論文タイトル、発行年、雑誌名、巻、ページ、あるいはdoi
番号など必要情報が含まれており、修士論文内では統一されたフォーマットとなっていること。
   本文中では、著者名と年号によって参考文献を引用すること。
※以上の体裁を反映した日本語版と英語版のテンプレートとして
   pdfファイルMS-Wordファイル が用意されているので参考にすること。

 



◆修士論文審査の基準について◆
1.修士修了基準と博士進学基準
○修士修了基準
  修士論文のテーマとした研究の意義、目的、手法、結果を正しく理解し、それを論理的にまとめ、わかり
やすく発表する能力を持つこと。
○博士進学基準
  博士課程在学期間内に博士の学位を取得するに十分な研究的発想・企画・遂行能力の基礎を持つこと。

2.修士論文および発表の評価
 修士修了希望者、博士入・進学希望者について同一の判断基準、方式で行う。
 
研究課題や成果の優劣よりも、取り組んだ研究課題や方法について良く理解できているか、目的達成に
向けて充分な努力をはらったか、将来の「発展性」が見込まれるかに重点を置いて評価を行う。
○論文審査
1) 指導教員は、学生が修士論文情報を入力した後に情報集約システムから自動的に送られてくる確認
メールに基づき、7月30日(水) までに情報集約システムにログインし、論文審査委員候補者3名を入力
する。
2) 修士論文提出者は、8月18日(月)正午までに、審査用の修士論文のpdfファイルを情報集約システムに
入ってアップロードする。
  (論文提出スケジュールを参照)
3) 審査委員は、個別項目評価について各5段階(3を標準とする)で、総合評価については合否で、評価を
行う。
 A.個別項目評価
   a)課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確か
   b)手法:目的達成のための手法の理解が十分か
   c)結果:研究結果の記載(文、式、図、表)が十分かつ適切か
   d)議論:得られた結果の解釈が論理的で明確か
   e)引用:過去の関連する研究の評価や引用が適切か
   f) 到達:得られた成果の科学的到達度は高いか
   g) 発展:研究の将来性、展望の広さ、独創性はあるか
  B.総合評価
   h) 修士修了可・否
   i) 博士進学可・否

○発表審査
1) 発表時間20分、質疑応答10分で行う。(発表時間が超過した場合は20分で打ち切る)
2) 発表会出席教員全員により、個別項目評価について各5段階(3を標準とする)で、総合評価については
合否で、評価を行う。
  A.個別項目評価
   a) 課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確か
   b) 手法:用いた原理・手法を充分よく理解しているか
   c) 結果:結果の説明が明確で適切か
   d) 議論:結果の解釈が論理的で明確か
   e) 質疑応答:質問に対して的確に答えているか
   f) 到達:得られた成果の科学的到達度は高いか
   g) 発展:研究の将来性、展望の広さ、独創性はあるか
 B.総合評価
   h) 修士修了可・否
   i) 博士進学可・否
3.最終的な評価と合否判定
1) 修士課程修了の合否判定、および博士課程進学希望者に対する進学の合否判定は、論文審査と発表
審査の総合評価および個別項目評価a-eの結果を総合して行う。
2) 修士論文の成績評価は個別評価項目a-eの結果をもとに行い、f-g は参考とする。