X線粉末回折装置 (XRD)

共用機器番号:2
装置名:
X線粉末回折計 Rigaku RINT-2100

設置場所:
理学部1号館中央棟 地下1階 B141室 「X線実験室」

原理と特徴:
地球の構成成分である鉱物などのX線回折図形を測定する分析機器であり,以下のような解析を行うことができる.
(1) 既知物質のX線回折図形と比較することによって,物質の同定ができる.
(2) 同じ化学組成をもちながら構造の異なる多形を見分けることができる.
(3) 構成相の定量分析が実施できる.
(4) リートベルト法および直接法を組み合わせ,未知物質の構造を決定できる.
なお,本システムは,天然および合成の既知の物質に関するX線粉末データベースを完備しており,実験で得られたX線粉末回折図形から,該当する物質をコンピューター検索できる.

装置担当者:
市村康治 Tel: 24557 ichimura[@]eps.s.u-tokyo.ac.jp

XRD