教育

「地球の記憶を読み解く」

地球惑星環境学科の教育について

地球惑星環境学科では、自然の観察に基づき、地球や惑星の環境を自然科学的な立場から実証的に解明することを目指しています。そのため、学部教育においては、通常の講義のほかに、フィールドワークと実習・演習を教育の大きな柱にしています。

フィールドワークでは数日から1週間程度にわたって国内や海外に出かけて、実際に多様な自然に接し、地球と生命をめぐる環境の営みや、過去の歴史をひも解く手がかりを得ます。一方、実習や演習では、室内においてさまざまな観察、実験、分析、数値計算・データ解析などの手法を習得し、フィールドで得た情報を解析したり、分析したり、あるいは新しいモデルをつくる基礎を学びます。

基礎を学ぶ:2年Aセメスターから3年Sセメスターは、地球惑星環境学の大枠を理解するとともに、基礎となっている物理化学的、生物学的な基礎、地球や惑星固有の現象や物質の基礎についての講義とそれらに関連した実習や演習、数理的問題についての実習、野外における実習や見学をおこないます。

 

4年Sセメスターからは各自が関心あるテーマで卒業研究を行います。卒業研究は、ひとりひとりがテーマをもち、指導教官の指導のもとにおこなう研究で、研究結果を卒業論文としてまとめます。

 

      野外調査 I

      野外調査II

      野外調査III

 

 
カリキュラム

第3学年・第4学年 : シラバス・時間割(2015年度)

 

 

 

 

2年Aセメスター
3年Sセメスター
3年Aセメスター
4年Sセメスター
4年Aセメスター
講義
地球環境学
地球システム進化学
地球惑星物質科学
地形・地質学
大気海洋循環学
地球生命進化学
地球惑星物理化学
固体地球科学
人間-環境システム学
層序・年代学
弾性体力学*
地球流体力学 I *
地球環境化学
地球生命科学
地球物質循環学
宇宙惑星進化学
結晶学
水圏環境学
プレートテクトニクス
大気海洋物質科学*
地球流体力学 II *
気候学基礎論
古気候・古海洋学
堆積学
地球惑星物質分析学
構造地質学
地形学
火山・マグマ学
気象学*
海洋物理学*
地球史学
古生物学
先端鉱物学概論
惑星地質学
大気海洋系物理学*
実習

演習

研究
地球惑星環境学基礎演習 I
地球惑星空間情報学および実習
地形・地質調査法及び実習
地球惑星環境学基礎演習 II
造岩鉱物光学実習
地球生命進化学実習
地球惑星環境学実習
地球環境化学実習
リモートセンシング及び実習
結晶学実習(集中)
地球惑星環境学演習
生物多様性科学および実習
地球生態学および実習
地球惑星物理化学演習
岩石組織学実習 I
岩石組織学実習 II
地球惑星環境学特別研究
野外
巡検

調査
 
地球惑星環境学野外巡検 I(集中)
地球惑星環境学野外調査 I(集中)
地球惑星環境学野外調査 II(集中)
地球惑星環境学野外調査 III(集中)
地球惑星環境学野外巡検 II(集中)
地球惑星環境学野外巡検 III(集中)
   

 

必修科目

選択必修科目

選択科目

(* 地球惑星物理学科

開講科目)

 ※教養学部 Aセメスター(第2学年)は、必修科目のみ記載

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