● 調査対象
本学科では自然の観察を通じた、地球や惑星の環境の解明を目指しており、野外調査(フィールドワーク)は教育の大きな柱です。地形地質調査法及び実習、地球惑星環境学野外調査I-IIIでは、野外調査の基礎を学ぶため、神奈川県の城ヶ島、千葉県の清澄山、静岡県の富士山などでの実習を行います。また、野外巡検では過去の地球惑星環境や地震活動などの痕跡として残る特徴的な地質活動を、オーストラリア、台湾、ハワイなど(年によって巡検地は異なります)に出かけ観察します。
山や川や海だけでなく、洞窟などもフィールド調査の対象になります。
海外での巡検も行われます(写真は2007年の台湾での巡検)
フィールドでは、ちょっとしたスリルを味わうこともあります。
巡検や野外調査では、実験のための試料を採取します。野外で資料を広げ地球環境を学ぶとともに、宿舎に帰ってからも、いろいろな話しを聞き様々な知識を身につけ、地球に想いをめぐらせることができます。